2012年2月18日土曜日

スピーカエンクロージャーの作成1

iMacには当然スピーカが内蔵されているが、せっかくアンプを造ったのだからスピーカも欲しい。そこで、スピーカボックスを造って、ユニットを取り付けることをやってみよう!スピーカボックス(エンクロージャー)の自作である。
 まずはどんなモノを造りたいかであるが、置く場所はiMacの両脇にしたいので、必然的にあまり大きなものは置けない。そう考えると、小型のフルレンジのスピーカユニットを使ってバスレフがいいところ。
さて、ユニットだが、フルレンジ10cmから12cmぐらいで、いろいろ調べてPARC Audio社のDCU-F121Wを使うことにした。

 自分で作るのでエンクロージャーは木材になるから、この木目調のウッドコーンはそそるものがある。コーン中央のフェイズプラグというものらしいが、銅色でなんとも、木工のエンクロージャーに合うように思えた。
 防磁だし、特性的にも、耐入力30Wと十分、出力音圧レベルも86.5dB/(m)とまずまず、再生周波数帯域も72Hz〜16kHzと良好なところ。それに、久々に作るにしてはお手軽なように、ユニットに合わせたエンクロージャー情報(箱のサイズが出ている!)もあって、便利だったこともある。自作派に向けたPARC Audio社の心配りがなんともうれしい。
 昔、会社に入ったばかりの頃に同期入社の数人とエンクロージャーにづくりに励んだことがあった。そのころは、FOSTEXやテクニクスのユニットの特性から教科書をもとに数値を割り出して作ったものだが、今回はそこをちょっと省いて作りたかったので、この箱の図面はとても便利である。
さて、エンクロージャーの寸法であるが、PARC Audio社のものは奥行きが210mm。これはちょっと iMacの隣に置くには厳しい。なので、奥行きを浅くする代わりに幅を持たせて、箱の容積をほぼ同じにしてみた。
 箱の図面は下記のようにした。

0 件のコメント: