2012年5月2日水曜日

ヘッドホンアンプを造ってみた

さて、前回から時間が経ってしまった。気候が良くなって、花粉も減った(?)こともあって、庭仕事に掛っきり。そのまま連休に突入!天気のいいうちに...というわけで、アンプ系が全く進まない。そのくせ、やってみたいことの材料の仕入れだけするものだから、ちゃんと計画たてないといけないか、と自己反省。

なんとか眠気を払って、iMacに接続するヘッドホンアンプを造ってみた。いつもようにケースには入れず裸状態。
ヘッドホンアンプ写真 結構無理やりなつくり...

とりあえず回路はこんな感じ。
ヘッドホンアンプ回路図
回路図にあるオペアンプにmc1458とあるが、実際はNJM2114である。電源間のコンデンサは図上では省略。
説明すると、オペンプを用いた電圧利得0dBの電流バッファ。オペアンプ出力から最終出力段までのもって行き方は、あまり見ない形かもしれないが、
トランジスタ回路部 左右の回路は等価
図に示すように左の回路は、トランジスタをダイオード接続したので、比較的良く用いられる右の回路と等価である。左の回路のメリットは、出力段と同じ種類のトランジスタで構成できるので、Vbeや温度特性などがバラつかない。また、上下対照の構成にすれば、カレントミラー回路構成でもあるので、バイアス電流の設定などもやりやすい。安定して造れるところかな。出力の330uFはいずれ省くつもり。
トランジスタは2SC1815GRと2SA1015GR。電源の±12VはAC電源から整流しシリーズレギュレータで生成したものを接続する。
オペアンプの出力段に接続されている100uFについては、思いの部分なので後ほど説明してみたい。
 半月前の配置しただけのアンプの写真は、まだそのまま寝ています....(これでいくつ宿題を溜め込んでいるやら)

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