アップデート自体は多少時間がかかるもののきわめて簡単。環境やデータ、アプリを戻すにはTimeMachineを使う。
手順は以下の通り。iMacは有線LANでインターネット接続状態でTimeMachineは外付けHDDをUSB接続。
1.Time MachineでLionのiMacを一応バックアップしておく。
2.App StoreからOS X Mountain Lionを¥1,700でダウンロードする。ADSLなのでダウンロードに時間がかかった。
3.指示のままに進めてアップデート完了。普通なら、これで終了。クリーンインストールするので続く。
4.Time Machineでバックアップをとる。この状態をあとでクリーンインストール後に戻す。
5.システム終了して、commandキー+ Rキーを同時に押し続けながらMacを起動。これでリカバリーHDで起動して、Mac OS Xユーティリティが起動する。
6.ディスクユーティリティで先ほどMountain Lionをインストールしたハードディスクを消去する。フォーマットはMacOS拡張(ジャーナリング)。これでディスクの中身は消去される。終わったら、ディスクユーティリティを終了する。
7.Mac OS Xユーティリティの中から再インストール。もう一度Mountain Lionをダウンロードなので、また時間がかかる。その後は、指示のままに進めていく。
8.コンピュータアカウントの作成で注意が一つ。これまで使っていたコンピュータアカウントと同じもので作ってしまうと、TimeMachineで戻すときに同じアカウント名だと戻せないと言われる(戻す方の名前をその時に変えれば良いのだが)。今回は、まるっきり元と同じにしたいので、コンピュータアカウントは適当なアカウントを作る。
9.再インストール完了後に、アプリケーションのユーティリティにある移行アシスタントを起動。TimeMachineから戻すよう進めていく。戻すのにも時間かかった。
10.戻って再起動したら、戻したアカウントの方の管理者でログイン。先ほど適当に作ったアカウントをシステム環境設定のユーザとグループを使って、カギをクリックしてから削除する。
11.一応再起動して完了。
12.X11のアップデートを忘れていた(QUCSが動かなくて気づいた)ので、XQuartzの最新版をダウンロードして再起動する。本当に完了。
これで一通りのアプリもデータも元通り。
このやり方だと2回もダウンロードしたので時間がかかったけれど、TimeMachineとネット環境とApp Storeのありがたさ。便利になったものだ。手早くするにはリカバリー用のディスクを使った方が早いと思う。
何はともあれ、クリーンインストールしたのだが、ディスクアクセスの音がずいぶん減ったよう。気分的にもクリーンでこの夏を越えよう。
そうそう、このMountarin Lionのディスクトップピクチャに北海道の写真家の作品の美瑛町の青い池が収録されていて、あのWWDCのMacBook Pro with Retina Displayのプレゼンでも使用されたとのこと。すばらしい&うれしい!!
![]() Blue Pond - The WallPaper for Apple Inc. by Kent Shiraishi |
このかたのブログを見に行ったら、写真に物語があって泣けます。
この猛暑にも涼しげで最適なので、この夏はこれをディスクトップで乗り切ろう!